パニック障害は治るのか?

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

こんばんは、カセットです。今回はパニック障害について書いてみます。何を隠そうカセット自身、クリニックの医者から『あなたの症状は典型的なパニック障害ですね。』と言われたことがありますので、その経験談などもご紹介できればと思います。

パニック障害とは?

まず、パニック障害とは何か調べてみました。医療法人和楽会さんのページからです。

パニック障害は、ある日突然、めまい、心悸亢進、呼吸困難といった自律神経の嵐のような症状とともに激しい不安が発作的に起こる病気です。医師の診断を受けても身体的にはどこも異常なところは発見されません。ですから、従来は、専門医からは不安神経症とかうつ病と診断されることが多く、一般医からは自律神経失調症、心身症、心臓神経症、過呼吸症候群、心室性頻脈、狭心症、メニエ-ル症候群、過敏性大腸炎、と診断されていることが多い状態です。

1960年頃、米国のクラインという精神科医が、当時「不安・恐怖反応」と診断していた一群の患者にイミプラミンといううつ病の薬を投与したところ、10人中10人ともいわゆるパニック発作が消えてしまったのを観察しました。これが研究の出発点となり、1980年に米国精神医学会の分類で「パニック障害」という病気としての概念が公にされました。ですから、パニック障害というのはある種の薬が著名に効果を現したことから他の病気から区別された病気です。

100人に1人くらいの割合でかかるというのですから、患者数も相当多そうですね…。
症状としては、心臓がドキドキする,身体や手足の震え ,呼吸が苦しい,胸の痛みまたは不快感 ,吐き気,めまい,死ぬのではないかと恐れる、などがあるとのこと。

カセットの経験談

実はこのパニック障害という病気、診断されるまでかなりの時間を要するようです。
厚生労働省のメンタルヘルスのページによると、以下のように記載があります。

何もきっかけがない時にこうした症状が起きると、人は皆、心臓や胃や気管支などの病気を考えます。実際、パニック発作は心筋梗塞などの症状によく似ています。そのためはじめは、循環器や呼吸器や消化器を受診することになります。死にそうに思える症状に直面するため、多くは救急車で病院に運ばれます。もちろん、こうした症状を訴える人の多くは本当に心臓や胃などに異常がある人です。ところが、どんなに検査しても内科的な異常がまったく見つからない人も少なくないのです。そういう人は、もしかしたらパニック障害かもしれません。

まず心臓などの病気の検査をして、次は呼吸器・・という風に次々に検査をしていって、それらには何の問題もないと分かってようやくパニック障害だと分かるという大変さ(-“-)
カセットの場合は結構診断が早くて、まず血栓症を疑ってクリニックに行きました。そこで血液検査をしてみて、血栓症ではないことが分かりました。そこで先生に日ごろ悩まされている症状を伝えたところ、冒頭の『あなたの症状は典型的なパニック障害ですね。』『心電図?、意味ないと思いますよ。』と返されたというわけです。

カセットが悩まされていた症状とは、こんな感じでした。
・朝の通勤で電車やバスで立っていると、呼吸が苦しくなって立っていられなる。『大丈夫ですか?』って話しかけられても喋れない。駅員さんに車いすで救護室に運んでもらって、30分ほど横になってようやく立つことが出来る。でもその後もなんとなく呼吸が苦しい。(こういう時はもちろん、会社は遅刻してしまいます・・。)これが頻繁に何日もある。だんだんひどくなる。
・そのうち習い事をしているとき、電気店とか店の中で買い物をしている時でも苦しくなる、外で道端を歩いていても苦しくなって、家に帰れそうもない。

とにかく、『呼吸が苦しくて、もう死ぬと思う。』って感じでしたね。(でも別に今死んでもいいや、、とも思っていました。特に後悔することもない。)

ちなみに最近は・・会社を辞めてからというもの、そういう苦しくなる症状は落ち着いてきているようです。

まとめ

パニック障害の治療には、2つあるようです。
・薬による治療
・精神療法的アプローチ

そしてパニック障害の原因について諸々考えられてはいますが、現在までにおいて明らかにされていないとのこと。なので以下は一例ですが・・。
・ストレス学説
・環境因学説
・遺伝学説
・パニック発作誘発物質

カセットが『あなたの症状は典型的なパニック障害ですね。』と言われたとき、正直ホッとしました。もっと本当に死につながるような怖い病気だと思い込んでいたので・・。その日家に帰ってから、”そんなよく分からない病気のために薬を飲みたくない”と思ったので、先生にすすめられた心療内科にも行きませんでした。(この病気で今なお本当に苦しんでいる方もいらっしゃると思います。この表現が気分を悪くしたら申し訳ありません。。)

結局その後数週間は、会社に行くのもどこに行くのも、苦しんでいました。だけど本当に死ぬ病気ではないと知っていることは大きかったかも。

会社をやめてから程なく、発作がでなくなりました。
自分でも本当に分かりやすいと思います…。

カセットが思うパニック障害の大きな原因は、ストレスだと思います。特に自分の場合は、対人関係ストレスでしょうか。もちろん、毎日の通勤や度重なる出張で、肉体的にも疲れていたとは思います。

つらいことを我慢して耐えて頑張っている人。こういう人がパニック障害になってしまうのだと思います。せめて自分にとっての一番のストレス原因を知って、それを取り除ければ楽になれるのではないか・・そう思います。

少なくとも私はストレスがなくなって、楽になれました。(旦那さまのお陰です!)
ちなみにお金もなくなりました。(。-∀-。)

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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